毎年恒例(今年で30回目とのこと)京都・清水寺で発表される「今年の漢字」は「金」が選ばれました。
私たちユーエスケイ企画では、年頭に「今年の目標」を象徴する漢字一文字を小さな色紙に書き、社内に掲示しています。
2024年、私の漢字一文字は「真」でした。
昨年2023年、11~12月にかけて、「命」や「仕事」、自らの「使命」について深く考えさせられる出来事が立て続けに起こったことから、それらの「真」意を見極めることを目標に、「真」を選びました。
目の前で起こる様々な出来事の「真」実を悟るべく、自分の視点を増やし視野・思考を拡げることを目標にコーチングの資格を取ったことをきっかけに、自分から観えるもの、聴こえてくる言葉への理解が大きく変わりました。
師事しているメンターの先生方や、外部の経営者の方々のお話を伺う機会にも恵まれ、様々な視座で物事を見る大切さを学ぶことができました。
「真実」 「真意」 「真面目」 「真剣」 「真因」 「真偽」 「真っ赤なウソ」 「正真正銘」 「真心」 「真価」
「真」の文字を使う言葉は数多あります。
その中で選んだ12月のテーマは、
【「真」っ向勝負】
2020年の新型コロナウイルス流行により自粛していました趣味の演奏活動を本格的に再開しました。
こちらは【「真」っ向勝負】してきた演奏会「2024かごしま県民第九演奏会」のステージの写真です。
1枚目は客席からの写真、2枚目はステージ裏の写真です。
L.V.ベートーベン作曲 交響曲第9番〈合唱付き〉第4楽章、歓喜の歌を高らかに歌い上げたステージ上の300名を超える合唱団。
その「立つ場所」を支える仕事が、「裏」にはあります。
約70分の華やかな「第九」を支えているのは、数日間かけてコツコツ積み上げられた「大工」仕事なのです。
この「裏」の「大工」「仕事」に自然と惹かれ、出演時には必ず写「真」を撮っていました。
私自身のこれまでの歩み、仕事や役割と重なるところが多かったからかもしれません。
1楽章の苦悩・葛藤に始まり、2楽章の強い推進力と憧れ、3楽章の幸せな天上の響きを経て、第4楽章のホールへ響き渡る歓喜という名の魂の叫び声を5年ぶりに体感しました。
目の前のすべての「命」や「仕事」の「裏」にも、様々なつながり、支えや努力、決して「表」に出てくることがない喜びや悲しみ、優しさや思いやり、信念があることに想いを馳せ、一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思いました。
2025年、私たちユーエスケイ企画が得意とする「裏」の仕事に加えて、壮大な「表」へのチャレンジが待ち構えています。
全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
ユーエスケイ企画 管理部 梅森「真」悟